一つの終焉
命かけて名誉をかけて
金もいといもせず
たとえ30年かかろうとも
守ろうとしたもの?
いったい何?過去の栄光?今の自分?未来の繁栄?
アイデンティティのないまま進む自分
いや、止まっている自分
正義者ぶった自分
たとえどんな自分にでも一理ある?
勝ち負け、そんなものどうでもいいのでは・・・
心で叫ぶが、
いや、勝たねばならぬ・・・
何度も描かれる王将の浪花節の世界、金曜日は決戦日?
台風の渦は心の渦
吸い込まれたら、
ブラックホールの中のように表には出てこれない
時には高ぶり過去の女の名を呼び、戯れ、交わる
時には行き絶え絶え、悪夢におびえる
やがて安堵とともに、虚無の世界へ
何度も辛酸をなめ、生きるが故の苦しみは、言葉にならず
アウフヘーベンもできず、
じっと春を待つ山村に「雪で閉じ込められた花嫁一行」の映画のよう
やがて、雪解けは来て、新しく開花する恋の芽生えか・・・と
錯綜は絶え間なく、生きてる限り
ああ、終焉などない・・・アイデンティティ探しに
Commit Suicide しない限り
天国の田代君、妙子ちゃん、尾島君、成幸君、そうだよね・・・
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