日曜日の寝床2018

　ボリューム切除後、ひさびさに飲むビール、イマイチ旨くない。網走から出てきた高倉健さんの演じる手を震えさせながら飲むビールのようではなかった。「遥かなる山の叫び声」だったか「幸せの黄色いリボン」だったか混濁しているが、あの気持ちには程遠い。出所したのだから、ボニーレースの後に捕まる「遥かなる山の叫び声」ではないなぁ。やはり、ウェスタンの「幸せの黄色いリボン」をもとにしたそれか。
俳優だ、、
　武骨なけして、うまいとはいえ無い台詞回し（私の主観的です)。それが、高倉健さん流か？俳優。任代の頃、別の侠ものから、離れ、山田洋二の映画に出演した。
　プライベートは、けして封印する力があったのだろう。江利チエミとの破局以降。「力」があったのだろう。寡黙な役を演じる。「ステーション」、増毛を舞台にした映画。函館舞台の「居酒屋兆治」。
　本性は、解らない、役者俳優だから。
私も武骨。本性は解らない。
　昔、20代のの頃、他課の課長から、ミスターＸと言われていたことを思い出す。