息子がまた高熱を出した。
奇異な夢、伝承も頭によぎる。
「こんな夢を見た」で始まる黒澤明監督の「夢」。
母の実家は、栃木の山間で、信長の一向宗の弾圧から逃れてきた門徒集団のよう。本家は、名主格、その分家が母の実家。
よく、おばんちゃんと呼ばれていた母の祖母から聞かされていた伝承を聞いた。祖歩が、昔習い物の帰りに、山道を歩いたとき、大きな怪物(母は、入道と言っていた)に出くわし、腰を抜かしたが、その後、狐の案内で、無事家にたどり着けた。
狐につままれた人が、稲穂の中を「深いよ〜、深いよ〜」と叫んでいたとも。
黒澤明監督の映画にも出てくるが、狐の嫁入り儀式。
山の稜線が狐の灯す(吐息で光らせるとか)光の点の行列のように見えるらしい。
母の父親が、戦中、B29を竹槍で落とした。と町内の取りまとめ役の祖父から聞いた。
江戸末期、水戸で罪人の処刑があるとのことで、曾祖父は、水戸まで見に行ったらしい。作法は、テレビ、映画で見るものと同じとだと思った。
歴史を録音しておけば良かった・・・
星蒼狼
0 件のコメント:
コメントを投稿